寄り添う時間

紅葉が徐々に進んでいる信州です☆
介護の記事が為になると言って頂ける事もあり、ここの所は介護士の顔を頻繁に出してます(笑)

さて、帰宅願望もしくは、夕暮れ症候群という言葉はご存知でしょうか?
専門家ならもちろん知ってるはず。
何故なら認知症介護者にとってはこの手の方の相手は結構大変だからです!
午後から夕方にかけて、施設又は家から数分置きに「帰る」と出で行こうとしたりする訳です。

私のデイの施設の場合は、午前中まではいいものの、御飯を食べてお昼寝の時間になるとあれこれと理由をつけては「家へ帰ります。近いので歩いて行きます」
と言うおばあさまが数名います。
不思議とゆっくり寝るとか出来ない方達なんですよねー。
よくある対策としては、何かお手伝いなどしていただき意識を他に向ける。
これは上手くいく事もあるけれど、次つぎと何かをして貰うのはお互いに大変!
終わればまた同じ繰り返し。
どうしたもんかと頭を悩ませます。

そこで、数ヶ月前から寄り添って一緒に寝る事にしたら、かなりいい感じなんです💕
お昼寝の時間は職員は順番に休憩しつつ、ケース記録を書かなければなりません。
そんな中で、帰りたい攻撃をされるとキツイ訳なのですが、
どうせなら休憩は一緒に寝ちゃおうと思いたったのです。
するとね、落ち着くんです!利用者さんが。
そして、こういう方達は人の役に立ちたいって気持ちが強い方も多いので、
「ちゃんと休みな」などと布団を掛けてくれたり(笑)
こっちが本気で緩んで休んでいると、いつの間にか熟睡してたりします。

一昨日は、いつも通りに横になってみたら、かえって起きちゃってソワソワ。
こりゃ、今日は一緒にお昼寝対策は失敗かしら〜と思ってたら、
口べたで、人との関わりもあまり好きでないNさんが、喋りだした!
止まらない止まらない。昔の楽しい思い出が!!
合いの手入れて聞いていたら、ずーっと楽しそうに喋っていました☆
結局、帰宅願望はなく1日が終わりました♪

一緒に横になっているのは、ある程度関わりが深くなってからでないとダメだったりもしますし、異性では出来ないでしょう。
それでも、他の職員達も、最近は記録を終わらせて一緒に横になっている時間を作っています。
職員が落ち着いていれば、やっぱり利用者さんも落ち着くんですね☆
これって、お家の人にも当てはまるんではないかと。
外に行きたがる親と一緒に散歩に出るももちろん良しです。
でも、ただ黙って寄り添ってて欲しいだけかもしれません。
あれもしたいのに、これもしたいのに、この人がいるせいで出来ない!
そんな想いが出るほどに、役に立てない自分は何処かへ行こう。
役に立っていた場所、時代へ帰ろうとしているのかもしれませんね。

寄り添う時間💕優しい時間💕
小さなお子さんのいるお母さんも同じかもですね♪

スーパーフードの菊芋。花盛り☆
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by slowlife-puresoul | 2017-09-20 18:50 | 介護のあれこれ

農ある暮らしを通した日々の気づきをつづってい ます。農園セラピスト、時々介護士としての顔も出します♪


by テラ リガーレ
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